プロ野球ドラフト会議が28日、都内のホテルで開催された。

 ロッテ1位の東海大・伊志嶺翔大外野手(4年=沖縄尚学)は、チームメートに囲まれると満面の笑みで、「思う存分やったろうかなと思ってます」と、プロの世界での大暴れを誓った。

 走攻守3拍子そろった野手として、上位指名確実と言われてきたが、「何位でも、どこにでも行くつもりだった」。そんな気持ちで待っていたところに1位指名。「西村監督は選手を信頼している印象が強い。そんな監督の下でプレー出来ることを光栄に思う」と、早くも心はチームの一員だ。

 大学日本代表でともに戦ってきた早大・斎藤、大石とは同リーグとなる。「お互い切磋琢磨(せっさたくま)して、1年目から対戦したい」と目を輝かせつつ、自身の課題も忘れていない。「自分はまだプロで通用する体じゃない。144試合出続けられるような体づくりをしないといけない」と表情を引き締めた。

 小学生の時、故郷宮古島でキャンプ中の当時オリックスのイチローを見て、プロへのあこがれを抱いた。沖縄の高校出身の野手としては史上初の1位。「今度は自分が小さい子たちに希望を与える選手になりたい」。千葉から夢への第1歩が始まる。【佐竹実】