プロ野球ドラフト会議が28日、都内のホテルで開催された。

 旭川実高の145キロ右腕、成瀬功亮投手(3年)は巨人の育成ドラフト6位で指名を受けた。授業後、校長室のテレビで指名を確認した右腕は岡本大輔監督(37)ら関係者と握手。「甲子園より緊張して手汗がひどかった。ホッとしました」と笑顔だった。

 今後、関係者と相談の上、入団を決めるが入団に支障はない。巨人の印象について「伝統もあって強さもあって組織も素晴らしいと思う」と口にした。育成ドラフトだが、同校からは98年ヤクルト2位の牧谷宇佐美(現日本ハム球団職員)以来の指名となった。

 育成選手は2軍出場に限られ、背番号は3ケタを背負う。1軍戦の出場が可能になる支配下登録されることが最初の目標になる。入団すれば厳しい状況からのスタートだが「ここからはい上がっていこうという気持ちがあります。直球を長所、軸にして頑張りたい」と力を込めた。

 巨人の育成ドラフト出身では、山口鉄也投手、松本哲也外野手が1軍の主力として活躍している。北照の2人がヤクルトからドラフト指名を受けたが「同じリーグで自分も頑張れば戦う機会もあると思う。同じ舞台に立てるよう、またこれから始まりです」とプロ入りの決意を話していた。【村上秀明】