プロ野球ドラフト会議が28日、都内で行われ、七十七銀行の右腕・小林敦投手(24)がロッテから3位指名を受けた。
東海大一中(現翔洋中)を卒業後、神奈川・東海大相模高へと野球武者修行に旅立った若者が、みちのくで花開いた。ロッテから3位指名を受けた小林は、仙台市の七十七銀行本社で喜びの会見を開いた。「ロッテの日本シリーズをもちろんチェックします。1年目から活躍できるように頑張る」と、声を弾ませた。
同社にとっても81年の創部以来、30年目で初めてのプロ選手になる小林は「小さい時から夢でした。会社に楽天ファンが多いけど、仙台に来た時に応援していただけるように頑張る」。島田市の実家にいる父協(かなえ)さんと母裕美子さんに、指名直後に電話で報告した。「すごく地元も盛り上がっているみたいです」と、目尻を下げっぱなしだ。
今夏の都市対抗でNTT東日本戦に登板し、延長11回、162球を1人で投げ抜いた最速148キロを誇るタフネス右腕。「東海大や、摂津さん(JR東日本東北、現ソフトバンク)がプロで活躍しているのが、刺激になるし自信になる」という。これまでは窓口業務で顧客の預金を管理していたが、今度はチームのために“貯金”する。「会社のためにも、契約金は七十七に預けます。成績もそうなる(貯金できる)ようにしたい」。希望は膨らむばかりだ。【山崎安昭】



