ロッテのドラフト1位、東海大・伊志嶺翔大外野手(4年=沖縄尚学)が29日、「マイケル」というニックネームで呼ばれることを希望した。この日、神奈川・平塚市内の同校野球部寮で永野チーフスカウトと井辺スカウトから指名あいさつを受けた。28日のドラフト会議で、オリックスと競合した際の当たりくじをプレゼントされた。西村監督のサインと「ようこそ、和の野球へ」というメッセージが記されており「1位で競合でないともらえないもの。宝です」と感激。

 早くも「ロッテの和」に魅了されたが、昨年の翔太に続き、新たに3人のショウタが指名されたことには驚きを隠せない。「ショウタと呼ばれたら、4人が反応しますよね?

 どうしよう…」。この夏、東洋大の高橋昭雄監督から、マイケル・ジャクソンに似ているため「マイケル」と命名された。「ムーンウオークはできないのですが、マイケルの名で親しんでもらえたらいい。そのくらいの活躍をしたい」と言い切った。新スピードスター候補生は、切り替えも超速だ。【金子航】