<首都大学野球:東海大6-1日体大>◇最終週初日◇22日◇大田スタジアム

 前週まで8連勝ですでに2季ぶりの優勝を決めていた東海大が日体大に先勝し、全勝優勝まであと1勝とした。先発の157キロ右腕、菅野智之投手(4年=東海大相模)が8回までを4安打9奪三振1失点。3回に先制されたがその裏に追いつくと、6回に集中打4得点で突き放した。今春の日体大戦は3回戦で失策から競り負け、勝ち点を落として優勝を逃した。因縁の相手にリベンジした菅野は「チームとして、逆転という形で勝てたことがうれしい。試合前から今日は『内容より勝利』と決めてました」と、スッキリした表情だった。