オリックスからドラフト2位されたJR東日本の縞田拓弥内野手(24=日大)と8位指名された川端崇義内野手(26=国際武道大)が14日、東京・田端の同社で長村球団本部副部長兼編成部長、古屋編成部国内グループ長、牧田スカウトから指名あいさつを受けた。

 縞田は「高い評価をしていただいた。どういう部分を評価していただいたか説明を受け、実感がわいてきた。守備範囲の広さと肩には自信がある」と意気込んだ。肩は遠投100メートルで、守備では同僚の投手に「抜けたと思った打球を捕ってくれる」とたびたび感謝されるという。岡田彰布監督が書いた「道一筋」の色紙を渡した長村副部長兼部長は「脚力があるし、内野はどこでも守れる堅実さがある。守備は社会人トップでしょう」と評価した。

 大学時代から強打、俊足で注目されていた川端は26歳で指名を受けた。「自分のスタイルを崩さず、1球、1打席を大切にしていきたい。まずは1軍に入りたい」と抱負を述べた。古屋グループ長は「田口、下山が抜け、打てる右の外野手は補強ポイント。JRさんという素晴らしい企業にいるし、年齢もある。順位的には失礼だったかもしれないが、即戦力として自信を持ってやってほしい」と期待していた。