<九州6大学野球:福岡大8-2九州国際大>◇7日◇桧原運動公園野球場

 福岡大が2季連続の優勝を飾った。今秋ドラフトの上位候補、梅野隆太郎捕手(4年=福岡工大城東)が1点を先制された直後の1回裏に逆転の2点適時二塁打。5回も先頭で打席に立ち、中越えの二塁打を放って追加点につなげた。

 樋口修二監督(61)は「梅野はバッティングだけじゃなく、守りの中心としてフォーメーションを作ってくれる。捕手の役目を十分果たしている」と絶賛。梅野は「大事な(最後の)この2戦でしっかり調子を上げられたのが勝因」と話し、運命のドラフトを待つ。