オリックスドラフト2位の富士重工東明大貴投手(24=桐蔭横浜大)の指名あいさつが28日、大阪市内のホテルで行われた。

 約30分間、長村編成部長、担当の牧田スカウト、流スカウト部長から説明を受けた。終始緊張した面持ちだった右腕は「やっと実感がわいてきた感じです。強気な攻めの投球スタイルを変えずに、勝ちに貢献できる投手になりたい」と意気込んだ。

 長村編成部長から、森脇浩司監督(53)がドラフト会場でつけていた関係者パスとバッジがプレゼントされた。パスには「感謝」の文字と監督のサイン。最後は笑顔で取材を終え、気持ちを社会人野球日本選手権大会に切り替えた。