中日育成2位の大商大・橋爪大佑内野手(21=東海大仰星)が30日、東大阪市の同大で中田スカウト部長と米村スカウトから指名あいさつを受けた。中田部長は「ドラフトでショートが取れなかったので、面白いのがいれば(育成で)いきましょうということになった。スイッチヒッターで、二遊間の両方を守れる可能性にかけました」と期待した。

 橋爪は「セールスポイントはフットワークを含めた守備です。セカンド、ショートどちらもいけます。中日ファンではないのですが、ずっと目標は井端さんと荒木さんでした」と、あこがれの先輩との競演を楽しみにした。

 チームでは3位の桂が4番で橋爪は3番を打つ。「プロ入り前の最後の目標は日本一です」。明治神宮大会予選の関西地区大学選手権が11月2日に開幕。桂と一緒に有終を目指す。