オリックスのドラフト2位東明大貴投手(24=桐蔭横浜大)が13日、群馬県太田市内の富士重工野球部合宿所で、契約金8000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。

 東明は「やっと(プロになる)実感がわきました」と話した。社会人野球日本選手権(京セラドーム大阪)では準優勝に終わったが、自身は同大会で20回2/3無失点という快記録をマーク、来季からの本拠地で残した数字に手応えを得た。「ゼロに抑えられたので、(本拠地と)縁は感じます。勝ちに貢献できる投手になりたい」と抱負を語った。

 大学時代は巨人菅野に投げ勝った経験もある右腕が、同年代選手が多く活躍するプロで勝負をかける。