日本ハムは16日、福岡市内のホテルでスカウト会議を開き、23日のドラフト会議へ向けての各指名対象選手、他球団の動向などの確認作業などを行った。

 1位指名は早大・有原航平投手(4年=広陵)が確実視されているが、外れ1位候補を含めて最終的に75人程度をリストへと残した。有原を含めた最上位候補と高く評価している逸材は15人で、本格派右腕の済美・安楽智大、前橋育英・高橋光成(ともに3年)の両投手らの名前が挙がったもようだ。山田正雄ゼネラルマネジャーは「各担当スカウトも意見を聞いて、最後まで考えて決めたい」と個人名についての明言を避けたが、慎重に見極めを終えたようだ。