ヤクルトは21日、都内の球団事務所で23日のドラフト会議に向けたスカウト会議を開いた。真中満新監督(43)も参加し、指名リストを31人に絞り込んだ。

 1位候補には早大・有原と済美・安楽のほか、ヤマハ・竹下らも挙がった。真中監督は「投手中心の補強という感じですね。1位についても(決定は)当日なのかなという感じ。すぐ使える投手。2人にしぼってどっちかなと。2、3巡目までも投手なのかな。何人かは野手です」と話した。抽選の場合はくじを引くことも決定。「(利き腕の)左で引きますよ。くじ運はいいと思っています。(当日)朝に明治神宮にいきます。最後は神頼みだね」と笑顔で意気込んだ。

 鳥原チーフスカウトは「外れ1位は10人前後。投手になります。他球団の予想はしているが、いい方で勝負する。もう少し調査しようということになりました」と語り、1位指名はドラフト当日に最終決定を行うと明言した。