<プロ野球ドラフト会議>◇23日

 ヤクルトは1位指名したヤマハの左腕・竹下真吾投手(24=九州共立大)との交渉権を獲得した。1巡目では済美・安楽智大投手(3年)を指名したが楽天と競合し抽選に。真中監督が左手でくじを引いたが外し、その後に単独指名した。

 ラッキーカラーの赤いパンツを履いて抽選に臨んだ真中監督は、「ものすごい緊張感の中で、思った以上にドキドキした。(抽選は)本当に残念。(当たりを)引けると思った。悔しいです」と苦笑いで振り返った。それでも、安楽の次に狙っていた竹下との交渉権を獲得し「すぐ使える投手。外したら竹下という話は出ていたので、なるべくしてなったと思いたい。背が大きいし力のある速いボールを投げる。中継ぎでも先発でもということなので、うちのチームに合っていると思う」と満面の笑み。「若いチームだから、入って若さを前面にだして、はつらつと頑張ってほしい。すぐ、開幕から使えるようにしてほしいと思います」とメッセージを送った。