巨人は21日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行った。1位指名候補を4選手に絞った。山下スカウト部長は「即戦力でいくか、将来性でいくか。明日(22日)、監督も来られる。詰めた話をしていきたい」と述べた。原監督を交えた22日の会議で大枠を固め、本番直前に最終決定する。

 1位指名の候補としては、即戦力投手の早大・有原航平投手(4年=広陵)が挙がっている。有原は他球団との競合リスクがあり、動向を見極める必要がある。将来性を高く評価しているのが、智弁学園・岡本和真内野手(3年)。同じく1位候補として評価している。岡本は単独指名の可能性がある。盛岡大付・松本裕樹投手(3年)らも候補に入っているとみられる。