48といえば、AKBでもNMBでもなく…「斎藤綱記」です!

 オリックスからドラフト5位で指名された最速144キロ左腕、北照の斎藤綱記投手(17)が21日、小樽市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約した。提示された背番号48に、斎藤は「悪くない数字ですよね」とにっこり。「『48といえば斎藤』と思ってもらえるような選手になれたら」と胸を高鳴らせた。

 かつてオリックスに在籍したイチロー(ヤンキースFA)の背番号51を筆頭に、ソフトバンク時代の杉内(巨人)や川崎(ブルージェイズFA)と、入団時の背番号にこだわりを持ち、自身の代名詞に育てた一流選手は数知れず。「僕はずっと、この番号でいいです」と、早くもたっぷりの愛情を見せた。

 高校生にとっては大金となる契約金の数字を目にしても「びっくりはしなかったです。努力して、もっと、もらえる選手になりたいから」と意気込んだ斎藤らしい“こだわり”。体作りのため大好きな豚肉を断つなど徹底した食生活を送りながら、来年1月中旬に予定されている新人合同自主トレに備えている。【中島宙恵】