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プロ野球2007年度契約更改
ヤクルト古田、1億円前後ダウン受け入れ

- 古田敦也兼任監督
ヤクルト古田敦也兼任監督(41)が1億円前後の大幅ダウンを受け入れる方向であることが8日、分かった。契約更改交渉は11日に行うことが決まったが、選手分の年俸2億3000万円について、減額制限の40%(9200万円)以上になる。すでに事前交渉を済ませており、2年契約の監督分の年俸1億円は据え置きも、大減俸をのんで来季復活にかける覚悟を見せている。
今季不振に終わった「選手・古田」に、厳しい現実が待っていた。多菊球団社長は、5日に古田兼任監督と来季契約の下交渉を行ったことを明かした。年俸ダウンについて「協約の40%は超える。そうじゃなきゃ選手はやれないだろう」と話した。選手としての年俸は2億3000万円。その40%の9200万円以上となれば、大台の1億円ダウンも避けられない。
協約では「年俸1億円以上の選手については40%ダウンが限度」と定められている。限度幅を超える場合、本人の同意が必要だが、古田は「ダウンは分かっている。言いたいことはない」と覚悟を決めている。今季は右肩痛に苦しみ、出場36試合、2割4分4厘に終わった。捕手でもバットでも、貢献できなかったことは監督である自らが痛感していた。
ただし、兼任監督による負担増、蓄積疲労による右肩痛がプレーに影響したことも考えられる。救済措置として「インセンティブをクリアすれば(限度幅の)40%ぐらいには戻るようになる」(多菊社長)。出来高契約を見直し、出場試合数などで細かく条件を設定することで、限度額分を取り戻せるようだ。
契約更改交渉日は11日に決まった。監督としては2年契約の2年目で、年俸1億円のまま据え置きとなる。もちろん選手として、このままでは終われない。大減俸を受け入れるのも、復活にかける強い決意の表れ。42歳になる兼任監督は、銭闘ではなく、来季の結果で見返すつもりでいる。【柴田猛夫】
[2006年12月9日9時32分 紙面から]
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