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プロ野球2008年度契約更改
新垣が将来的なメジャー挑戦を直訴

- 2000万円ダウンで契約更改した新垣は会見を終えて引き揚げる(撮影・進尚幸)
ソフトバンク新垣渚投手(27)が5日、契約更改交渉の席上、将来的なメジャー挑戦を直訴した。2000万円ダウンの1億円(金額は推定)で年俸交渉を終えた直後、「僕からも話したいことがあります。メジャーについて、球団としてはどうお考えですか」と逆取材。公式の場でメジャー挑戦について意思表示するのは初めてだが、球団は容認しない方針だ。
新垣がメジャー志望を球団に訴えた。05年オフ、選手会納会ゴルフで「向こう(メジャー)でやりたい気持ちはある。脂が乗っている時期に行きたい。投手が一番力を出せるのは30歳前」と報道陣の前でポスティングによる移籍を希望したことはあった。
現状の制度ではFA権取得は早くても12年オフ。NPBと選手会で協議中の取得期間が1年短縮された場合でも31歳の11年オフだ。この日も「FAまでというのは30歳を超えてしまう。こっちは保障のない世界なので」と、20歳代での渡米をあらためて熱望した。
ただ、球団からは即座に棄却された。角田球団代表は「夢は分かるが、FA権を獲得して行ってくれ、と。彼は必要な選手だし、球団としてポスティングは認めていない」とポスティング制度によるメジャー移籍を完全に否定した。新垣から具体的な期限、勝利数、タイトルなど容認条件の逆提示はなかったという。
新垣にも徹底抗戦できない負い目がある。プロ5年目の今季、7勝が自己最低なら10敗も自己ワースト。シーズン25暴投はプロ野球新記録だった。「まあ、来年、頑張るしかないな、と。ローテーションを1年間守って、優勝するしかない。今年の分は来年、やり返します」。年俸ダウン以上に、抱き続ける夢を発奮材料に新垣が来季の巻き返しを誓った。
[2007年12月6日9時12分 紙面から]
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