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プロ野球2008年度契約更改
14勝内海は7000万円を保留

- 契約更改交渉後の会見で険しい表情を見せる内海(撮影・鹿野芳博)
5年ぶりリーグ優勝を勝ち取ったG投に明暗-。巨人内海哲也投手(25)が7日、都内の球団事務所で契約交渉に臨んだが、想定した9000万円に及ばない7000万円を提示され保留した。内海の保留はプロ4年目で初めて。今オフではチーム初。今季チームトップタイの14勝を挙げたが、希望を大きく下回りショックを受けた様子。(金額は推定)
交渉後の会見場の席に着く前から、すでに表情が曇っていた。内海は「(サインは)していません。いろいろ話し合ったので、持って帰って家族と話し合いたいと思います」と切り出した。チームトップタイの14勝とともに2年連続の2けた勝利。「昨年2ケタ勝ったプレッシャーの中でやれたので、そこをもっと評価して欲しかった」。
1年間、先発ローテションで投げ通した達成感があった。自身の想定額は9000万円。提示額は7000万円。2000万円の開きがあり、今季の年俸3600万円から倍増にもならなかった。
ライバルの中日、阪神戦で7勝を稼ぎ、自身初の開幕投手を務めた。「(最多奪三振の)タイトルも加味してもらった。でも、まだ僕が思っているところまでいっていなかった。クライマックスシリーズと優勝した試合、大事な試合で結果を残せなかったからです」と、マイナス要因を明かした。
5月に結婚、11月には長男が誕生した。「いいシーズンだったし、子供も生まれた。家族のために頑張らないといけない」。過去3年は一発サインを通してきたが、守るべき家族のためにも即決はできなかった。交渉を行った清武代表も「話すことはありません」と強い口調で言うにとどまった。
野球に集中するためにも、長引かせるつもりはない。「(来年に)持ち越したくありません。練習もしたいので。できれば年内にしたい」と胸の内を明かした。1月には高橋尚、金刃らとともにグアムでの合同自主トレも決まっている。来季に向けて気持ちよくスタートを切るため、次回の交渉での決着を目指す。【小松正明】
[2007年12月8日9時11分 紙面から]
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