日本ハム森本稀哲外野手(27)が、ダウン更改に両目から“大粒”の涙を流した。1日に札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円減の年俸1億1000万円(推定)で更改した。プロ人生初のダウン。水色の水性ペンで顔に涙を描いて会見場に登場すると「2000万円ダウンです。当然です。金額はもちろん納得しています」と話し、涙をこらえるポーズで笑いを誘った。
今季は死球での戦線離脱もあったが、不本意な数字に終わった。骨折は公傷扱いとなったが「ケガを差し引いても、あまりに急降下だった」と島田チーム統轄本部長。1年目の450万円から、金額の幅はあるが毎年必ず年俸アップで更改してきたが、11年目の来季は初のダウンとなった。「自分のためだと思うし、そういう世界ですから」と受け止めた。
涙のパフォーマンスは「思いつき」で水性ペンを使用し「この涙は今日限りです」と笑った。終盤から訴えていた右肩の痛みも徐々に回復。「毎年、焦らずにと言い聞かせているが、今年は少し焦らないと」と来季を見据えた。「ファンの方もがっかりした回数が多かったのでその笑顔を取り戻したい」。森本が復活に向けた下地をつくるオフになる。




