ヤクルト石川フィギュア自らプロデュース

- 自らプロデュースしたフィギュアを笑顔で掲げる石川
新選手会長の初仕事はフィギュアをプロデュース! ヤクルト石川雅規投手(28)が24日、来季年俸1億5500万円(推定)で一発サインし、併せて自主制作したフィギュア2体をお披露目した。
「選手会長」ののぼりを立てた露払いと「防御率2・68」の星手形を掲げる太刀持ちを従えて、得意満面の石川が会見場の真ん中に座った。「契約の話は5分。今までで一番上がりました」。自己最多の195投球回、最優秀防御率の初タイトルがあれば文句なしの投手陣最高評価。ただ石川の関心は6000万円アップの大幅増よりも、自らをモデルにした人形2体にあった。「今日に間に合うように作りました。僕の分身くんです。顔の薄い感じが似てませんか?」。
でも帽子のマークが魚。試作品1号でナインから「(漫画サザエさんの)カツオに似ている」とダメ出しされ「0(点で)勝つ」の意味で「KATSU-0」の文字を入れた。球団営業をまったく通さない自主製作のこだわりようで「売る? そういう展開に持っていければうれしい」と商品化をにらむ。「野球の分からない子に『かわいい』と思わせて、スワローズの名前を覚えてもらい、球場に足を運んでもらえれば」。子供に人気のチロルチョコのサービスで、包み紙にこのキャラクターを印刷したチョコも作った。
人形の名前は「カツオボーイ」の構想を温めるが、周りの冷たい反応に「やっぱりやめようかな」。この日投入した試作品2号は背文字の「H」が抜け「少しショック。後ろは写さないで」とくじけそうになり、1体で5万円以上と製作費がかさんでも、ポジティブ。「ほかの選手もシリーズ化したら面白いでしょう」とノリノリだった。【中島正好】
[2008年12月25日8時24分 紙面から]
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