西武岸孝之投手(25)が27日、西武ドームで2度目の契約更改交渉に臨み、現状維持の推定年俸1億2000万円でサインした。金額提示自体は前回交渉時と変わらなかったが、来季からつける出来高払いについて球団と話し合った。今季は右肩痛で約3カ月間戦列を離れながらシーズン最終戦で入団から4年連続の2ケタ勝利となる10勝目をマーク。球団からは来季、シーズンを通した活躍が期待されており「インセンティブの確認をして、自分の意見を言って、納得してサインしました。まずは肩の不安をなくすのが一番。(5年連続2ケタ勝利は)最低限の目標として考えたい」と静かに闘志を燃やした。