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46歳工藤、4時間で練習終了/密着リポ

西武菊池の会見(右後方)の裏で移動バスを待つ工藤(撮影・今井貴久)
西武菊池の会見(右後方)の裏で移動バスを待つ工藤(撮影・今井貴久)

<工藤キャンプ密着リポート>◇2日◇宮崎県南郷町中央公園

 スーパールーキーの次は大ベテランだ。プロ29年目の西武工藤公康投手(46)のキャンプ2日目を密着リポート。

◆午後2時15分◆

 移動バスに乗り込む前に、集まったファンに再びサインをねだられる。「さっき(サイン会を)やったんで…。すみません。またあした来てください」とホテルに戻った。

◆午後2時3分◆

 移動バスに乗る前に、会見に向かう雄星とバッタリ。恐縮するルーキーに「頑張れよ、何なら一緒にいてやろうか」と笑顔で声をかけた。

◆午後2時◆

 テレビの取材を終え、帰り支度に入る。

◆午後1時45分◆

 工藤の調整について西武渡辺監督は「任せてあるよ。(実戦登板の開始時期も)任せてる」と信頼している様子だった。

◆午後1時12分◆

 サインを終えると球団広報からテレビ取材のお願いが入り「いいですよ。この階段をエスカレーターに替えてくれたら」と心臓破りの坂に息を切らせる。周りの報道陣に「西武ドームの倍(の段数)はあるよ。(ビルなら)6階ぐらいあるんじゃない」と顔を紅潮させた。

◆午後1時10分◆

 球団広報がサインの列の最後尾に並んでいたが、さらに後ろにファンがいることを見て「いいよ、せっかく並んだんだからねえ」と約30人に最後までサインした。

◆午後1時2分◆

 メーン球場に帰る途中、ファンからサインをねだられ「体が冷えちゃうから後にしてな」と答える。だが強い要望にミニサイン会を開催。必ず会話しながらサインする。

 ファンA「工藤さん、瀬戸から来ました」

 工藤「瀬戸は、日暮れて…」

 ファンB「50年、頑張ってください」

 工藤「50年は無理だろ。今年29年目なんだから、あと21年は無理だろ」

◆午後1時◆

 サブ球場の小屋からバッグを担いで出てくる。

◆午後12時52分◆

 「西口とかは、もう終わったかな」と言って、荷物の置いてあるサブ球場へ戻る。

◆午後12時50分◆

 ウエート室から出てくる。球団トレーナーに体をチェックしてもらった様子で、肩ひじについて「(状態は)いいですよ」と答えた。

◆午後12時35分◆

 ウエートトレーニングをする工藤に、野球評論家の阿波野秀幸氏があいさつに訪れる。

◆午後12時1分◆

 サブ球場から室内練習場に移動。ファンから「頑張って、40代」と声をかけられ、「ガンバってガンバってシーゴト!」と答える。

◆午前11時49分◆

 ランニングメニューが終了。キャンプ初日の前日、工藤にキャッチボールをお願いしたという山崎は「見ているだけで勉強になります。下半身を使って投げているので、すごく球の回転がいいですよ」と話していた。

◆午前11時30分◆

 サブ球場の外野ネット沿いを右翼側から左翼側にランニングする。50~60%の速度で走ったり、途中にダッシュ気味にしたりと、抑揚のあるランニングメニュー。ブルペンが隣接されており、メーン球場の南郷スタジアムから階段を下りてくるファンの大移動が見える。雄星が移動してきた様子。だが工藤は全くペースを崩すことなく、「大迫コーチ、2セット終わりました」と黙々とメニューをこなした。

◆午前11時9分◆

 ランニングメニューに向かうために小屋を出るが、つまずき、大迫コーチから「大丈夫?」と声をかけられた。大事には至らなかった様子で、シコースキーと2人でメニューに入った。ベテラン組は西口、石井一、シコースキーと工藤の4人。投手本隊とは別メニューとなった。

◆午前11時1分◆

 約50球ほどのキャッチボールが終了。一塁側ベンチ付近の着替え用の小屋に戻り、中堅付近の大迫トレーニングコーチに向け「ランニングシューズでいいですかあ?」と大きな響く声で問い掛けた。

◆午前10時43分◆

 新加入のシコースキーとコンビを組み、キャッチボール。50メートルほどの距離になり、シコースキーから日本語で「ダイジョウブ?」と声をかけられ、「大丈夫よ」と答えた。

◆午前10時40分◆

 だれよりも早く南郷スタジアムからキャッチボールを行うサブ球場へ移動。心臓破りの急階段も、工藤は軽快に降りていく。

◆午前10時37分◆

 アップは細川、平尾ら1番後ろの組で走る。30メートルダッシュなどでも後輩たちにスピードは負けていない。その後、キャッチボールに移行した。

◆午前9時57分◆

 工藤ら選手がグラウンドに姿を現す。キャンプ初日は雨だったが、この日は晴天。工藤は渡辺監督らにあいさつした後、南郷スタジアムでジョギングを始めた。

 ◆工藤公康(くどう・きみやす)1963年(昭38)5月5日、愛知県生まれ。名古屋電気(現愛工大名電)から81年ドラフト6位で西武入団。85年に最優秀防御率で初タイトル。87年正力松太郎賞。93年に最優秀防御率と最高勝率を獲得しパ・リーグMVP。94年オフにFAでダイエー移籍。99年にダイエーを初優勝へ導き2度目のMVP。00年2度目のFAで巨人移籍。04年8月に最年長で通算200勝達成。07年に門倉のFA移籍による人的補償で横浜移籍。3球団で優勝を経験し、日本シリーズ出場14回は最多タイ。09年シーズン後横浜を退団し西武復帰。最優秀防御率4度、最高勝率3度、最多奪三振2度、ベストナイン3度、ゴールデングラブ3度受賞。通算成績は625試合に登板し224勝140敗3セーブ、3330回と2/3を投げ2852奪三振、防御率は3・44。176センチ、80キロ。左投げ左打ち。家族は夫人と2男3女。今季推定年俸は3000万円プラス出来高払い。

 [2010年2月2日14時23分]


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