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ジョニー黒木がオーナー就任!<br />「J・キング」がドリームベースボール初参戦!

 昨季限りで現役を引退したジョニーこと黒木知宏氏が、スポーツレイティングス社のシミュレーションゲーム「ドリームベースボール」に初参戦した。ドリームベースボールは実際の試合で活躍するだろう選手を事前に選出、チームへの勝利貢献度などをポイント化して順位を競う。「J・キング」のオーナーとして、3月28日の試合で活躍しそうな14選手を厳選した黒木氏。果たして、結果は…。

ジョニー、衝撃のデビュー戦KO!

黒木写真1
身振り手振りをまじえて、メンバー選びについて語る黒木氏

 ジョニーがデビュー戦でKOされた。“メジャー”の厳しさを味わった。(取材日の時点で)「ドリームベースボール」でも最上級者が参加する「ブロンズ・リーグ」で「J・キング」は578チーム中565位。まさかの結果に「エッ、こんなに下なの! 正直言って、もっと上に行ってると思ったんだけどなあ」と黒木氏は悔しがった。ロッテのエースとして活躍。現役通算76勝右腕をもってしても、初戦の結果はホロ苦いものに終わった。

 黒木氏率いる「J・キング」が参戦したのはセ・リーグが開幕した3月28日。ヤクルト−巨人戦など計5試合が行われた。「選手名鑑を見ながら1時間、考えて考えて選んだ」というメンバーは以下の通り。

J・キングのメンバー BBR
青木 ヤクルト 46.0
川崎 ソフトバンク 83.3
ラロッカ オリックス 57.8
村田 横浜 57.8
カブレラ オリックス 40.3
高橋由 巨人 66.6
オーティズ ロッテ 0
広島 0
和田 中日 48.5
  寺原 横浜 37.7
救援投手 小林宏 ロッテ 65.8
救援投手 藤川 阪神 78.9
控え野手 荒木 中日 42.9
控え野手 二岡 巨人 51.3
監督 バレンタイン ロッテ 68.1

 1番は今や球界を代表するヒットマンに成長したヤクルト青木を選んだ。「(同郷の宮崎県)日向市出身ですしね。もちろんNO・1の安打製造機ですから。巨人が相手だし意気込んでいるだろうと思った」と黒木氏。しかし青木の意気込みは空回りし、4打数無安打に終わった。

 2番はソフトバンクの人気者、川崎。青木とともに北京五輪予選では日本代表のレギュラーメンバーとして活躍した。「四球をしっかり選びそうだし、盗塁もできますから」。四球、盗塁はなかったが4打数1安打1打点。2−2の7回、決勝のタイムリーを放ち勝利に貢献した。

 3番にラロッカ、5番にカブレラとオリックスの外国人コンビを選んだ。「2人ともそろそろ大爆発するだろうと」と期待したが、2人そろって不発。特にカブレラの凄さは、現役時代にマウンドで経験しているだけに期待したが、5打数無安打。裏目に出た。

 4番は横浜村田。和製大砲として日本代表にも選出された。「去年の成績を見て決めました」と黒木氏。横浜の若き4番、そして日本を代表する長距離打者を「J・キング」の初代4番に抜てきしたのだった。3打数無安打1四球1三振。相手投手の徹底マークもあって開幕戦は不発に終わった。

チーム画面
「J・キング」のチーム画面。選手カードで表示される

 6番には巨人高橋由を選んだ。昨年の開幕戦では先頭打者本塁打を放つなど、開幕戦など大試合には滅法強い。「神宮で1発打って、打点も稼いでくれそうだと思いました」。本塁打こそ出なかったが4打数2安打1打点。由伸らしさは黒木氏の期待通りだった。7番には「オープン戦からずっと調子が良かった」というロッテ・オーティズ。9番にはFAで西武から中日に移籍した和田を選んだ。

 そして黒木監督がもっとも期待して選んだのが横浜寺原−広島倉のバッテリーだった。「寺原はオープン戦で見たのですが調子が良かったし、今年はやりそうだと」。そして大抜てきの倉については「里崎(ロッテ)や谷繁さん(中日)矢野さん(阪神)で堅くいく手もあったのですが、今年は倉がやってくれそうだと期待を込めて選びました」。

 初の開幕投手に選ばれた寺原は4回を投げ2安打3失点で敗戦投手。倉は先発マスクを石原に譲り、出場機会がなかった。

 監督には昨季まで在籍したロッテのバレンタイン監督を選んだ。「完封リレーを期待しました」。こちらは完封こそならなかったが、見事5投手のリレーで勝利をもぎとった。

高得点を狙ったスタメン選び

黒木写真2
黒木氏は真剣な表情で選んだメンバーを画面に入力する

 今回、黒木氏は高得点を狙っていた。「堅く行こうと思えば違うメンバーを選ぶ手がありました。でもデカい点を取りたかったんです」。はやりの「スモール・ベースボール」より、豪快な「ビッグ・ベースボール」を目指した。ラロッカ、カブレラを選んだのも2人の持つ爆発力に期待したから。「サムライ系の選手が多いでしょう」と話すように、何か大きな仕事をやってくれそうな選手を選んだ。

 その一方で、昨季まで現役バリバリだった黒木氏らしい、ち密な計算も。「開幕戦に100%調子を持ってくる選手と、徐々に上げていくタイプの選手がいるんです」。この日開幕のセ・リーグからは「100%で来る」という高橋由ら6人を選出した。

 結果的には選んだメンバーが本来の力を発揮できずに終わった。しかし男・黒木に悔いはない。「ナイス、スタメンだと思っていますよ」。現役時代、抑える日もあればKOされた試合もあった。故障にも苦しんだ。酸いも甘いも経験したからこそ、選手を責める気にはならない。

「野球の楽しみを味わえるゲーム」

 「ブロンズ・リーグ」では、下位に終わった。しかし、すべてのリーグをあわせると、比較的上位に食い込んだ。シミュレーションゲームは「初めて」という黒木氏だから、上々のスタートといっていい順位だ。こちらの順位を聞くと「何だ、上の方じゃないですか!」とようやく明るいジョニースマイルが戻った。

 最後に「ドリームベースボール」の魅力を聞いてみた。

 「まず、メンバーを選ぶのが一番楽しい。監督になった気分が味わえますからね。それから自分のチームの選手の成績が気になるから、1試合だけじゃなく全試合の結果が気になる。いろんな選手を知ることもできるし、野球っていろいろな楽しみ方があるんだなあって思いました。野球人気、まだまだ大丈夫ですよ」。参戦したのは1日だけだったが、「成績見たら、やっぱり悔しい!」。負けず嫌いのジョニーが、再戦を誓った。

黒木写真3 ◆黒木知宏(くろき・ともひろ)1973年(昭和48年)12月13日生まれ。宮崎県出身。延岡学園から新王子製紙春日井を経て、94年ドラフト2位でロッテに入団。95年4月6日のダイエー(当時)戦でデビューを果たす。以来、ロッテの投手陣の柱として活躍。98年には最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、2000年にはシドニー五輪に日本代表として出場した。5年連続2ケタ勝利を記録するも、01年7月に右肩を痛め戦線離脱。07年シーズン後に現役を引退し、現在は「ジョニープロジェクト」を立ち上げ、子供たちに野球の楽しさを教える活動などに携わっている。黒木氏の公式サイトはこちら

ドリームベースボールとは?

チーム画面
オーナールームにはトロフィーを飾るなど、自分用にカスタマイズできる

 アメリカで爆発的な人気を誇る「ファンタジーベースボール」の流れをくむオンラインシミュレーションゲーム。実在のプロ野球選手で構成する自分だけのオリジナルチームを作り、実際の試合での活躍に応じた選手評価指数「ベースボールレイティング」によって、チームのポイントが決まり、順位が決まる。

 選手カードを集めて育てていくのも楽しみのひとつ。カードはノーマル、ゴールド、ブラックカードの3種類があり、特にブラックカードは入手しにくいレアカードです。カードの入手方法はショップでの購入やトレーディングで交換する方法があり、すべてのカードを集めると特典がある。

 また、ユニホームを着せることのできるアバターや、自分のチームの成績がよいと記念品がもらえ、オーナールームに飾ることもできる。2008年度からは、イースタン、ウエスタンリーグのデータを搭載。2軍の試合をドリームベースボールで楽しむことができるようになった。

公式サイトはこちら(http://www.d-bb.com/


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