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韓国奇襲成功!まるで優勝騒ぎ/WBC

日本に勝利し準決勝進出を決めた韓国ナインはマウンドに国旗を立てる
日本に勝利し準決勝進出を決めた韓国ナインはマウンドに国旗を立てる

<WBC・第2ラウンド:日本1-4韓国>◇17日(日本時間18日)◇1組◇2回戦◇米カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコパーク

 韓国が左腕奉重根(ボン・ジュングン)投手(28=LGツインズ)の力投で2大会連続4強入りを決めた。日本打線を相手に6回途中3安打1失点。第1ラウンドに続く連勝で新たな日本キラーの名を定着させた。打線も初回にダルビッシュの立ち上がりを襲い、果敢な盗塁から集中打で3点をもぎ取った。さらにセットアッパーに左腕金広鉉(キム・グァンヒョン)投手(20=SK)を投入するなど4投手の継投も成功、悲願のWBC制覇へ会心の勝利だった。

 まるで優勝したかのような騒ぎだった。クローザー林昌勇が最後の打者岩村を三振に仕留めると、一塁ベンチは総出でマウンドに向かった。前回のWBC2次リーグで日本を倒した時と同じパフォーマンスを繰り返し、太極旗をマウンドに立てて勝利を祝った。

 先発の奉は、「日本の野球のレベルは我々よりも高い。しかし精神力、団結力では我々が上だった」と胸を張った。9日の第1ラウンド1、2位決定戦に続き、この日も5回1/3、3安打1失点。高校時代は外野手でイチローのファンで背番号も「51」にこだわるが、徹底的にイチローを封じた。内角高めに直球、外角低めにスライダーを投げ、前回9日を含めて6打席無安打。「自信を持って戦った」と、満足そうに笑った。

 金寅植監督も会心の勝利に酔いしれた。初回、1番に入れた李容圭が、ダルビッシュの制球難を見抜いてカウント1-3と粘り、甘い球を左前打。すると次打者の初球にいきなり二盗。アウトならチャンスをつぶすがセーフならダルビッシュの立ち上がりに揺さぶりをかけられる奇襲。作戦は的中し、四球、失策、適時打をからめ、あっという間に決定的な3点を奪った。

 8回にはセットアッパーに左腕の金を起用。小笠原を力勝負で空振り三振に奪い反撃を断った。最後は守護神の林昌勇で抑えた。打つ手がすべて決まった金監督は「ゲーム展開がすべてよかった。日本は確かに強い相手だが、いつも強いチームが勝つとは限らない」と話した。それでも打のヒーロー李容圭は「これで終わりじゃない。まだ試合は残っている」という。頂点を目指すため、チームの結束力は高まっている。

 [2009年3月19日8時52分 紙面から]

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