3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の山本浩二監督(66)らスタッフ陣が1日、キャンプ地視察をスタートした。

 それぞれの担当に分かれての視察となり、山本監督と東尾修投手総合コーチ(62)梨田昌孝野手総合コーチ(59)立浪和義打撃コーチ(43)高代延博内野守備走塁コーチ(58)はこの日、楽天がキャンプを張る沖縄・久米島を訪問。エース候補の田中将大投手(24)のブルペン投球をチェックするなど、代表候補の3選手の近況をチェックした。

 山本監督は「うずくね」と本番へ向けて気がはやる様子。田中には「うまく(調子を)上げてきているね。ここから徐々に精度も上がると思う。精神的にも、しっかりした」と目を細め、期待していた。