<WBC:オランダ-韓国>◇2日◇1次ラウンドB組◇台湾

 韓国の初戦はいいところのない完敗だった。看板の強力打線は4安打で無得点。守備も失策が相次ぎ、小まめにつぎ込んだ投手陣も踏ん張りきれず、柳仲逸監督は「史上最低の試合の一つを見せてしまった」と嘆いた。

 前回の準優勝チームだが、直前の練習試合で台湾の実業団選抜に引き分けるなど万全でなかった。前日に李大浩(オリックス)が「まだベストの状態でない」と自身の調子を話していたことが、そのままチームに当てはまる内容だった。