<WBC:日本4-3台湾>◇8日◇2次ラウンド1組◇1回戦◇東京ドーム

 台湾のエース王建民(32)は、やはり難敵だった。先発して6回を投げ、6安打無失点。1四球1三振と、制球よく打たせてとる狙い通りの投球で、日本打線の前に立ちはだかった。

 チームに流れを呼び込む力投で終始、主導権を握る展開だったが、最後は延長戦で惜敗。試合後は「制球を最重視して投げた。日本の打者は非常に粘り強く、苦労した。われわれはチームの一人一人が勝利のために全力を尽くした」と振り返った。

 台湾は9日にキューバと対戦する敗者復活戦に回った。