<WBC:日本10-6オランダ>◇12日◇2次ラウンド1組◇東京ドーム

 4試合目の登板となる日本の田中将大投手(24)が、今大会初めて無失点で切り抜けた。

 5回から3番手で登板。1イニングを三振、一邪飛、三振と打者3人で片付けた。三振はともに切れ味鋭いスプリットで奪った。「今年初めてゼロで抑えてホッとしてます。(三振は)追い込んでから低めにいった。ファーストファウルフライは甘いところにいった。(ここまで田中に対し)厳しい声もありましたが、期待してもらっている裏返し。チームに貢献して、皆さんに喜んでもらいたい」と決勝トーナメントでの活躍を誓った。