世界の「刃」から守れ!
WBC日本代表候補の阪神鳥谷敬内野手(31)が侍ジャパンで期待される二塁の特守を行った。上本をパートナーに、送球や併殺プレーなどに取り組んだ。久慈守備走塁コーチが重要なアドバイスを送った。
「間違いなく、スライディングが来るから。前に出るか、逃げるかしないといけない」
国際大会では他国のラフプレーに警戒が必要だ。一塁走者が併殺阻止に激しいスライディングを敢行する可能性がある。遊撃手の場合は走者の動きが見えやすいが、二塁手は視界に入らないケースが多い。メジャーでは過去にレイズ岩村や阪神に入団した西岡が、交錯による負傷で長期の戦線離脱を強いられた。
和田阪神のキャプテン鳥谷は攻守の要だ。前日3日に視察した日本代表の山本監督は「2番二塁」の起用を示唆した。スタメンで貢献するのは喜ばしいことだが、万が一負傷するようなことがあればペナントレースに大打撃となる。
この日の特守では安定感のある動きを見せ、二塁での堅守も期待させた。「実戦でやってみないと…。試合でどうなるのか。(二塁は)そんなに違和感なく、変な感じはなかった。簡単にできる訳ではないが、できる範囲でやる」。鳥谷も敵国のスライディングの危険性を十分に認識している。【田口真一郎】



