キカイダーも人間だった!?
WBC日本代表候補のオリックス糸井嘉男外野手(31)が5日、シートノックの直後に左太ももに強い張りを訴え、別メニューで調整した。「テーピングをお願いしたんですけど、大事を取ってってことです。大きな問題じゃないですよ。『ピリっ』も『痛っ』もないです」。病院にも行かず、大事を取った形だが、周囲をひやりとさせた。
スーパースターもはりきり過ぎたのか。キャンプ直前に日本ハムからトレードで加入。フリー打撃で推定140メートルの場外弾を放つなど人間離れしたパワーを見せつけ、石嶺打撃コーチから特撮ヒーローにちなみ「キカイダー」と名付けられるなど話題を集めた。「天然発言」も注目されている。さらにこの日はWBC日本代表の山本監督らが視察に訪れていた。「朝早くから待ち構えていらっしゃって、身が引き締まりました。わざわざ来てくれた。いよいよ始まるなという気持ちです」と話した。
WBCでは「6番右翼」として期待がかかる。視察を終えた山本監督は「キーマンになる。すべての面を兼ね備えている。糸井が頑張っているのを見られただけでよかった。(脚は)心配していない」と、揺るがぬ信頼を示した。
出遅れや調整不足に陥る心配はなさそうだ。今日6日は全体練習が休みで、第2クールから本隊に復帰する予定だ。野間1軍チーフトレーナーも「左の四頭筋の張りです。病院に行く予定もない」と説明。キカイダーは簡単に壊れない。【池本泰尚】



