WBC日本代表候補の中日浅尾拓也投手(28)が11日、右肩の張りで実戦登板を取りやめた。キャッチボールやゴロ捕球などの通常メニューは消化したが、キャンプ初日から皆勤だったブルペン投球も回避。昼すぎにダッシュメニューを終えて練習を切り上げた。

 侍ジャパンの守護神として期待される右腕は「少し張りがあるんで。もともと状態を見てから投げようということだったんで問題ない」と軽症を強調。前日10日に近藤投手コーチと話し合い、回避を決断した。

 今月8日にはシート打撃に登板しており、例年よりもハイペースで調整していることは確か。この日予定されていた韓国・サムスン戦は雨天中止となったが、調整もペースダウン。実戦登板なしで15日のWBC候補合宿に参加する。