侍ジャパンの次の目標は15年に日本で開催予定の「プレミア12」(仮称)となる。国際野球連盟(IBAF)が主催する新設大会で、4月14日に東京で行われる総会で詳細が発表される予定。今年のWBCで本戦に出場した16カ国の中から12カ国が出場し、MLBが主催するWBCと並ぶ世界一決定戦としての定着を目指している。

 山本浩二監督(66)は3月末で契約が終了する。常設化をうたうNPBは「代表監督の空位」を避けたい裏事情もあり、契約延長を申し入れる可能性はある。ただ、当面は侍ジャパンの試合がなく肩書だけの形式的なものになる。2年後の「プレミア12」の際には、再び代表監督問題がクローズアップされそうだ。