日本ハム大谷翔平投手が一足早く「世界一」の称号を手にした。セイコーウオッチ社(本社・東京)から「大谷翔平限定モデル」の腕時計(メーカー希望小売価格15万円)が2月17日に発売されることが23日、分かった。

 昨年からイメージキャラクターを務める縁で、国内限定3000本の販売となる。GPSソーラーウオッチとして世界最薄12・4ミリを誇る「セイコー アストロン8Xシリーズ」がベースで、裏側に大谷のサインが刻印されている。世界一奪還を目指すWBCを前に、世界一の薄さの冠腕時計は験のいいコラボレーションだ。

 同社が大谷を起用した理由は「常に時代の1歩先を行く」精神が重なったから。今日24日に発売される幻冬舎の雑誌「GOETHE」(ゲーテ)では、スーツ姿で同モデルを着用した大谷が登場。同社の精神について「カッコいいですよね」と共感している。

 この日の大谷は、新しいパスポートの受け取りで外出するため、千葉・鎌ケ谷の寮内でウエートトレーニングのみを行った。