3月に行われる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者は8日、出場16チームの最終登録メンバーを発表し、2連覇を目指すドミニカ共和国代表には強打のカノ(マリナーズ)、マチャド(オリオールズ)両内野手らが名を連ね、指名投手枠に昨季18勝の右腕クエト(ジャイアンツ)が入った。

 初優勝を狙う米国代表はナ・リーグで2年連続打点王のアレナド内野手(ロッキーズ)や長距離砲のスタントン外野手(マーリンズ)らで、ベネズエラ代表にはカブレラ(タイガース)、アルテューベ(アストロズ)の両内野手が登録された。

 前回準優勝のプエルトリコ代表はベルトラン外野手(アストロズ)、リンドア内野手(インディアンス)らで構成され、前回ベスト4のオランダ代表にはボガーツ内野手(レッドソックス)、プロ野球ヤクルトのバレンティン外野手らが入った。

 韓国代表は元阪神の救援右腕、呉昇桓(カージナルス)、日米でも活躍した李大浩内野手(韓国ロッテ)、台湾代表としては昨季ロイヤルズに所属した王建民投手が出場する。日本と同組のキューバ代表には昨季ロッテでプレーしたデスパイネ、元巨人のセペダ両外野手が選出された。

 日本代表は菅野投手(巨人)や中田内野手(日本ハム)らが既に発表され、大谷投手(日本ハム)は右足首の故障で出場を辞退している。