侍ジャパン4番候補の中田翔内野手(27)と筒香嘉智外野手(25)が、それぞれ順調に世界一奪還へスタートを切った。

 2人は同組でフリー打撃に臨み、中田は左翼方向へ4本の柵越え、筒香は右翼方向へ6本の柵越えを放った。

 左手首痛を抱える中田は基本的にミート中心の打撃内容で、全体練習後にはウエートトレーニングも実施。「引き締まった気持ちで練習に参加できた」と、充実の表情を見せた。筒香も「いい練習が出来ました」と、こちらは全体練習後に木の花ドームで約1時間、ティー打撃でスイングを確認。日本が誇る左右の大砲が各自のペースで、WBCへ向けた最終調整を始めた。