侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)は1日、下半身に不安のある嶋基宏捕手(32)の現状について「焦らず待っていたが、もうちょっと上がってこないと。3番手で試合に出られないのなら(入れ替えで)登録する。新しく呼ぶにしても3番手の捕手」と話した。本番前最後の実戦となる5日オリックス戦(京セラドーム)を期限とし、試合に出場できるまで回復するかどうか確認する。

 嶋自身は出場に意欲を持っていて、小久保監督もチームの支えとして大きく期待している。現在はブルペンでの捕球、フリー打撃などを行っている。1日の試合前練習では捕手の防具を身につけ、サードでノックを受けた。万が一出場がかなわなかった場合、経験豊富な西武炭谷銀仁朗捕手(29)がメンバー入り候補とみられる。