第4回WBCに出場する日本代表は今日7日午後7時から東京ドームで1次リーグB組の初戦となるキューバ戦に臨む。前回大会でベスト4に終わった「侍ジャパン」が2大会ぶり3度目の優勝に挑む。

 キューバと戦う侍ジャパンの予想スタメンは以下の通り。

◆1番(指)山田哲人(ヤクルト)

 山田は自然体で挑む。「1番DH」でスタメン予定。強化試合の序盤は不振に苦しみ「コンディションをマックスにしようと思ったけど、マックスになっていない」と明かした。一方で「調子は普通。良くもないし、悪くもない。普通です。でも、それが一番いい」と、すっきりした表情で話した。

◆2番(二)菊池涼介(広島)

 2番二塁でスタメン出場する菊池は走り回る。大会前の5試合中4試合に「2番二塁」で出場。計16打数6安打の打率3割7分5厘。前日5日のオリックス戦は無安打も、芯でとらえた打球も多く好調キープ。だがそれ以上に「僕は守るのは当たり前。塁に出て、かき回したい。いかに出塁するか」とイメージを膨らませた。

◆3番(中)青木宣親(アストロズ)

 青木は「いよいよだな、と思っている」と高ぶりを隠さなかった。チーム合流後、2試合の実戦を経て本番へ。「時差ぼけはない。キューバは軟投派の印象。(09年大会で)チャプマンはいたけど、当時からずらしてくるイメージ。ビデオを見て、いろいろな場面を想定する」と準備を詰める。

◆4番(左)筒香嘉智(DeNA)

 任された男は決戦を前に、静かに闘志を燃やした。フリー打撃では19スイングで4本の柵越え。バックスクリーン右に運ぶなど、万全の状態で本番に臨む。「いい準備ができた。日本の勝利のために力を出し切るだけ。チームが勝てれば、それが一番」。