侍ジャパンの新打線が機能し、2回にオランダの先発バンデンハーグ(ソフトバンク)から先制した。

 この回先頭の中田が二塁打で出塁すると、6番の坂本が犠打。7番に入った山田哲人内野手(24=ヤクルト)が四球で続いた。1死一、三塁で8番に入った秋山翔吾外野手(28=西武)に打順が回った。山田が盗塁に成功し二、三塁となったところで左翼に距離十分の飛球を放って、犠牲フライで先制。秋山は「打ったのはまっすぐ。チャンスだったので、くらいついていきました。点になるバッティングができてよかったです」。

 秋山は3回にも適時打を放ち「翔がいい流れを作ってくれて、2アウトからまたチャンスで回ってきたので思い切り振りました」とコメントした。

 小久保裕紀監督(48)は、これまで1番で起用してきた山田を7番に下げた。また、1番には田中を、8番には秋山を配した新オーダーでいきなり結果を出した。