中田翔内野手(27)が完敗を認めた。米国投手陣の前に4打数無安打。

 先発ロアークにはツーシームに翻弄(ほんろう)され、持ち味のフルスイングが出来なかった。「ボールが予想以上に動いていた。スピードは速さを感じなくても、ツーシームに差し込まれる。メジャーを代表するピッチャーは、すごいなと思いました。もっと自分自身も、やっていかないと」。

 小久保監督が13年秋に就任以降、メンバーでは唯一選出され続けてきた。「監督は選手第一でやってくれた。責任感の強い方。喜ばせてあげたかった」と、世界一奪還を果たせず、悔しがった。