野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で日本が米国に敗れてから一夜明けた22日、米メディアは敗因を報じた。

 日本は二塁の菊池(広島)の失策など守りのミスが失点に絡み、1-2で競り負けた。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「最も基礎のしっかりしたチームとの定評を得ていた日本が守備でつまずいた」と分析した。

 大リーグ公式サイトは日本が2006、09年大会を2連覇した際はミスを抑えたことなどが勝因だったとしている。その上で「火曜日(21日)は守備がほころんだ」と指摘した。

 AP通信は「才能ある日本チームを投手力、守備力、スモール・ベースボールという彼らの得意分野で上回らなければならなかった」と日本の特長を挙げつつ米国の勝因に触れた。