ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ内藤大助-亀田興毅戦のチケットを転売しようとしたとして、埼玉県警大宮署は29日、県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)の疑いで自称無職村中卓容疑者(32)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午後3時45分ごろ、会場のさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)最寄りのJRさいたま新都心駅券売機前で、私服で警戒中の男女の署員に声をかけ、アリーナS席のチケット(1枚3万1500円)を2枚4万円で転売しようとした疑い。同署によると、村中容疑者はチケットを十数枚所持していた。