大翔丸関(27=追手風)は「バーベキューの帰り」というタイトル付きで、力強くサインペンで描いてくれました。

「絵の上の水色部分が川で、右にあるのが太陽、夕日です。その下のオレンジ色部分が河原。さらに下にある緑色は原っぱです」。川の中に太陽があるということ? そんな質問をすると「川と河原と原っぱを横から見たと思えば、川と同じ青い空の中の太陽ですし、上から見たと思えば川に映った太陽。見る人によってとらえ方が違っていいと思います」との回答。描いている最中は、周囲の関取衆に「これは問題作」と、いじられていましたが実は芸術家肌でした。

「小学生のころに、よく親戚とか知人とバーベキューに行っていたので、その景色です。おいしかったですし、川で遊んで楽しかったですね」。まだ帰りたくないという、当時の思い出が詰まった1枚でした。