名古屋場所で11勝、鶴竜関から金星を挙げるなどブレークを果たした友風関(24=尾車)は、愛知・瀬戸市にあるうなぎ店「田代」のうな丼を描きました。尊敬する兄弟子の嘉風関行きつけの店で、場所前は「7、8回は行った」とか。どんぶりからはみ出すほどのうなぎの量で「本当にこのくらい乗っているんですよ」。絵だけでなく、「うなぎ」の文字にもこだわりが出ています。

「名古屋で活躍できたのも、うなぎを食べてパワーがついたからかもしれません」。一方で、場所中に毎日、嘉風関の助言を聞くことが話題になりました。今回、活躍の源としてうなぎを描くなら「嘉関を描く案もあったんですか?」と尋ねると、「それもあったか…そっちの方が良かったかも」とちょっぴり悔しそうな表情。兄弟子への愛を改めて感じました。