最高位は関脇の十両勢関(32=伊勢ノ海)は「ゴルフの聖地」といわれる、英セントアンドルーズをイメージしたゴルフ場のグリーンを描いてくれました。

「具体的に何番というわけではないですが、ショートホールです」。絵の説明をしてくれると、ゴルフへの愛情がノンストップ。夢の舞台でプレーする姿を想像して実況してくれました。

「風は右から強く吹いています。その風を計算に入れて僕が5番アイアンで打つと、1度、ピンに当たるんです。1万人の観衆から『あーっ』って、ため息も漏れますが、静かに20センチのパットを入れます。ホールインワンを逃して僕も悔しいんですが、あのセントアンドルーズでバーディーですからね」。

もちろん、すべて勢関の想像の世界で観衆1万人ながら「プライベート」。それほどゴルフ愛を絵に込めてくれましたが「ゴルフは引退後。今はまったくやらず、相撲に集中しています」。幕内上位に返り咲く夢を最優先に考えていると断言しました。