川嶋判定負けで引退表明／ボクシング※画像クリックで拡大表示＜プロボクシング：ＷＢＡ世界スーパーフライ級タイトルマッチ１２回戦＞◇１４日◇横浜文化体育館

　川嶋勝重（３３＝大橋）の世界王座返り咲きはならなかった。王者アレクサンデル・ムニョス（２８＝ベネズエラ）と対戦した同級７位の川嶋は、０－３の判定で敗れ、引退を表明した。「ボクシングを１２年間やってきて、たくさんの人と知り合えて、世界チャンピオンにもなれました。ここまで生きてきて良かった」と涙ながらに会場のファンにあいさつした。

　序盤はお互いがけん制し合う展開。中盤に川嶋が有効打を重ねたが、１１回には右ストレートを浴びて、ぐらつく場面も。手数で圧倒的に上回ったムニョスが１１５－１１４、１１５－１１３、１１７－１１１の３－０判定で勝利した。

　戦績は川嶋が３２勝（２１ＫＯ）７敗、ムニョスが３２勝（２７ＫＯ）２敗となった。［2008年1月14日21時11分］関連情報初代タイガーマスク直筆サイン入りフィギュア発売中！内藤大助特集はこちら興毅＆大毅・亀田特集バトルの日刊！携帯サイト「ニッカン★バトル」だけの特別企画も満載！