亀田興毅特集
2006年8月2日WBA世界ライトフライ級王座決定戦
- 亀田興毅特集メニュー
-
ライトフライ級とは
プロボクシングの17階級のうちの1つ。ウエートリミットは48・97キロで、最軽量のミニマム級(リミット47・61キロ)に次いで軽いクラス。3番目に軽いのがフライ級(同50・80キロ)になる。体格的に東南アジア、中南米の選手層が厚く、強豪選手も多い。かつてはジュニアフライ級と呼ばれていた。
WBAはロベルト・バスケス(パナマ)がフライ級に階級アップするために王座を返上し、亀田とランダエタが王座決定戦を行うことになった。WBC王者はブライアン・ビロリア(米国)だが、7月18日にワンディ・シンワンチャー(タイ)が暫定王座を獲得している。
日本のライトフライ級世界王者具志堅ら過去6人
選手名 | 獲得年月日 | 団体 | 防衛数 |
---|---|---|---|
具志堅用高 | 1976年10月10日 | WBA | 13 |
中島成雄 | 1980年1月3日 | WBC | 0 |
渡嘉敷勝男 | 1981年12月16日 | WBA | 5 |
友利正 | 1982年4月13日 | WBC | 0 |
井岡弘樹 | 1991年12月17日 | WBA | 2 |
山口圭司 | 1996年5月21日 | WBA | 1 |
6人を数える。最初に同級のベルトをもたらしたのは「カンムリワシ」具志堅用高。1976年10月10日にデビュー9戦目でWBA王座を獲得し、その後13度連続防衛に成功した強打の名王者だった。「13」は今でも連続防衛の日本記録になっいる。
そのほか、日本初の大学卒世界王者になった中島、具志堅の練習パートナーとして力をつけた渡嘉敷、端正なマスクで女性ファンに抜群の人気を誇った友利、2階級制覇の井岡、長身サウスポーの山口と、個性的な王者が生まれている。
日本の10代世界王者
過去に2人しかいない。ファイティング原田が1962年10月10日にフライ級世界王者ポーン・キングピッチ(タイ)に挑戦。11回2分59秒、KO勝ちを収め、19歳6カ月でベルトを獲得した。井岡弘樹は1987年10月18日、新設のWBA世界ミニマム級王座決定戦でマイ・トンブリファーム(タイ)に判定勝ちし、18歳9カ月で初代王者になった。