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亀田世界戦日本ボクシング界初PV生中継

厳しい表情で計量を待つ亀田興毅
厳しい表情で計量を待つ亀田興毅

 WBA世界ライトフライ級2位の亀田興毅(19=協栄)の世界戦が、日本ボクシング史上初のパブリックビューイング(PV)で生中継されることが1日、発表された。大阪毎日放送が企画したもので、亀田が生まれ育った大阪市の大阪城公園太陽の広場に、190インチの大スクリーンを設置。2日午後8時から1000人限定で公開する。

 大阪城公園に縦2メートル88センチ、横3メートル81センチの巨大スクリーンが設置された。ほのぼのとした会場の雰囲気は、2日に一変する。映し出される亀田のパンチ1発ごとに、試合会場から約500キロ離れた大阪で歓声が響き渡る。

 生中継するTBSは、約1カ月前から大阪の毎日放送にPVの開催を依頼していた。狙いは全国に盛り上がりを広めるためだ。毎日放送は会場を管轄する大阪市の「ゆとりとみどりの振興局」と協議を重ね、ようやく先週末に開催が決定した。この時期は毎年恒例の夏祭りを主催中。外野フェンスを取り外して通常の約1・5倍広くなった野球場に、7月29日からステージと190インチのスクリーンが常設されていた。

 毎日放送編成局宣伝部の村田厚史副部長は「イベントをやっていたので、この会場がもっとも適していると考えた。カメラや中継設備もある」と話す。同局の八木早希アナウンサーが、PV会場の司会と、試合会場のリポーターを兼務する。リアルタイムで会場とつながる一体感が、PVをさらに盛り上げる。

 ボクシングでのPV開催は初めてのことだ。絶大な人気を誇った辰吉丈一郎の全盛期も実現しなかった。PVの開催はW杯サッカーなど、国民的な行事と化した限られたイベントでしか行われない。亀田人気を証明する現象だった。

 当日午後1時から先着1000人に整理券が配布される。入場無料だけに争奪戦が展開されることは必至。午後8時開始で最大同10時終了のため18歳以上に限られる。警備員50人を配して、決戦のゴングを待つ。試合会場に駆けつけられなかった地元大阪のファンも、亀田の勇姿に熱くなる。

[2006年8月2日12時13分 紙面から]

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