亀田興毅特集
2006年8月2日WBA世界ライトフライ級王座決定戦
- 亀田興毅特集メニュー
-
基準あいまい「地の利」ある/ボクシング
<プロボクシング:WBA世界ライトフライ級王座決定戦12回戦>◇2日◇横浜アリーナ◇1万5000人
亀田が苦闘の末に世界ベルトを巻いた。WBA世界ライトフライ級2位の亀田興毅(19=協栄)が同級1位ファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)を2-1の微妙な判定で下し、初挑戦で世界王座を手にした。
いきなりダウンを奪われた亀田が、目立った決定打もないままに判定勝ちした。客観的に見ても亀田の劣勢は否めなかったし、ホームタウンデシジョン(地元判定)と言われても仕方がない。しかし、判定は別。試合内容では勝っていても、負けることがある。それが、現在のボクシングの判定の難しいところだ。
「ラウンドマスト」と呼ばれるシステムの影響が大きい。10対10を許さず、1回ごとに必ず優劣をつける採点方法だ。微妙なラウンドも、明確に取ったラウンドも同じ10-9になる。今回は中盤の微妙なラウンドが亀田に流れた。また優劣をつける基準も明確でなく、ジャッジの主観に任されている。有効打を重視するジャッジもいれば、手数をとるジャッジもいる。この試合のスコアシートも、3人の意見が合ったのは4回だけ。いかに、あいまいかが分かる。
ホームタウンデシジョンがあるのも、そういう判定方法だからだ。互角の内容でも、観客席の大声援によって判定が左右されることもある。同じパンチでも、歓声が大きければ有効に見える。日本だけではなく、海外でも珍しくない。多くの日本人ボクサーが海外で不当な判定に泣いている。だからこそ、関係者は日本での開催に尽力するのだ。
ボクシングも、KOがなければ「採点競技」だ。フィギュアスケートや体操などと変わらない。しかも判断を下すのは、わずかに3人。さらにその基準がジャッジの主観に任されているのだから、客観的な「見た目」と判定の結果が食い違うのも無理はない。亀田を王者にしたのは、1万5000人の大歓声だったかもしれない。【荻島弘一】
[2006年8月3日9時20分 紙面から]
最新ニュース
- 亀田興毅判定への批判の声相次ぐ [3日18:14]
- 亀田王座奪取の視聴率は42・4% [3日16:22]
- 亀田新王者!2-1微妙判定/ボクシング [3日09:18](写真あり)
- 父亀田史郎氏手記 カリスマ誕生 [3日09:43](写真あり)
- 二男大毅「次はオレや!」/ボクシング [3日09:24]
- 敗者ランダエタは強気な姿勢/ボクシング [3日09:23](写真あり)
- 各界の著名人が集結し熱視線/ボクシング [3日09:26](写真あり)
- 大橋秀行氏の分析「想像以上の減量」 [3日10:50](写真あり)
- 協栄史上最多世界王者10人目/ボクシング [3日09:31]
- 亀田大みそか初防衛戦、TBS中継枠確保 [3日09:33]
- 亀田世界戦、大阪PV350人/ボクシング [3日09:34]
- 亀田10代3人目の世界王者に/ボクシング [3日09:42]
- 亀田戦、大阪でパブリックビューイング [2日22:33](写真あり)