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亀田世界戦の瞬間最高視聴率52・9%記録

会見後、視聴率が記されたボードに見入る亀田
会見後、視聴率が記されたボードに見入る亀田

 亀田興毅(19=協栄)が判定勝ちしたWBAライトフライ級王座決定戦(TBS系、午後8時25分~9時54分)の平均視聴率が、関東地区で42・4%、関西地区で42・9%だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。現行調査法になった77年以降のプロボクシングの試合では歴代2位。関東地区の瞬間最高は52・9%に上った。初防衛戦の大みそか放送も確定。微妙な判定勝利で逆に注目度は増しており、NHK紅白歌合戦を視聴率で打倒する可能性も出てきた。

 浪速の闘拳が、茶の間を占拠した。約1時間の「直前情報」の放送が終わり、試合中継に入った午後8時25分から視聴率(関東)は27・4%を記録。ようやく亀田が登場した同46分には、36・0%に達した。試合開始の同58分には41・2%、プロ初のダウンを喫した9時は47・2%だった。その後は双方とも決定打のない展開だったが、ラウンド中は常に40%後半をキープした。そして判定勝ちが決まった直後の同47分~48分は、瞬間最高の52・9%を記録した。平均では、78年の具志堅用高-ハイメ・リオス戦の43・2%に次いで、プロボクシングのテレビ中継歴代2位だった。

 これで大みそかの初防衛戦を中継するTBSが、悲願の「紅白超え」を実現する可能性が出てきた。同局は既に恒例の「輝く! 日本レコード大賞」の放送を30日に移すことを発表している。亀田サイドは「まだオファーは来ていない」としているが、水面下では6月からTBS、協栄ジムとの間で調整が続いている。

 微妙な判定勝ちも、視聴率的には追い風になった。亀田の真価が問われる初防衛戦に、今回以上の注目が集まるのは必至だからだ。放送時間は午後7~9時を予定しているが、NHK紅白歌合戦の第1部(午後7時20分~9時30分)の平均視聴率は昨年まで35%前後のため、現状でも亀田が有利といえる。

 TBSは03年大みそかのK-1サップ-曙戦で4分間だけ紅白を上回ったことがあるが、今回こそ平均視聴率ベースで史上初めて紅白を打倒することも夢ではない。

[2006年8月4日9時28分 紙面から]

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