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大毅プロ6戦目、最年少世界ランカー狙う

計量を終えサンチェスを鋭い視線で見る亀田大毅
計量を終えサンチェスを鋭い視線で見る亀田大毅

 亀田3兄弟の二男亀田大毅(17=協栄)が、WBA首脳の御前試合で、17歳での最年少世界ランク入りを決める。27日に東京・後楽園ホールでWBC世界スーパーフライ級21位バレリオ・サンチェス(36=メキシコ)と対戦する。プロ6戦目はWBA東京総会のイベントとして役員クラスが視察を予定。26日、都内で前日計量に臨んだ大毅は3回以内のKOを予告し、強さを世界にアピールする意欲を見せた。計量は2人とも契約体重52・5キロでクリアした。

 大毅の両目はギラついていた。計量後、世界ランカーと握手。右手を強く握ってメンチ切り。慌てて握り返すサンチェスに対し、不敵な笑みを浮かべた。「明日(27日)の試合は向こうに担架が必要。オレのパンチはやばい。人間誰でも覚醒(かくせい)する時があるやろうけど、オレは史上最強の覚醒やな」。最後は4戦目のベヌー戦の前日計量と同様、笑顔で別れる「友好的メンチ」。自信の表れだった。

 サンチェス戦はWBA東京総会の一イベントとして行われる。日本ボクシングコミッション安河内事務局長は「(メンドーサ)会長や役員が観戦します」と明かす。相手はWBC21位に位置する現米大陸王者。日本ランキング入りもしていない大毅だが、WBA首脳の御前試合で世界ランカーを倒せば、一気に世界ランク入りが見えてくる。「オレは世界を超えて宇宙レベルやから。強さを気付いてくれるかな」と余裕を見せた。

 協栄ジム金平桂一郎会長が大毅の存在を世界にアピールする機会としてマッチメークした。昨秋、韓国で行われたWBA総会に兄興毅を帯同させ、メンドーサ会長らに紹介。これを契機にメンドーサJr.副会長が昨年11月アランブレット戦(7回終了TKO勝ち)を視察。亀田の世界ランクも8位から4位にアップした経緯がある。同会長は「明日の試合内容で年内の世界ランクも見えてくる」と強調した。

 17歳8カ月の大毅が世界ランク入りすれば興毅だけでなく、18歳9カ月で最年少王者となった世界2階級制覇の井岡弘樹氏(井岡ジム会長)を抜く、年少記録になる。大毅は「どんなに最悪でも3回以上はない。普通なら1回で終わる」と3回以内でのKO勝ちを予告。世界に存在を知らしめる快勝劇のイメージを膨らませた。【藤中栄二】

[2006年9月27日8時55分 紙面から]

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